煙草のない世界 ⑲ 「串カツ田中」の禁煙商売


                「串カツ田中」禁煙大絶賛営業中!  

この記事はコマーシャルではありません。”かたりじ” が ”串カツ田中” に寄せる賛辞と応援歌です。

 

「串カツ田中」では ”タバコ禁止” は ”あったりまえ” の鉄則です。タバコ吸いの人は一歩も入れません。美味しく食べて、楽しく過ごす、仲間やファミリーの憩いの店です。禁煙が売りのお店ですので喫煙者は一人も来ませんが、経営は大変順調です。

 

 

”飲食店だからタバコを吸うのは当たり前” なんて旧石器時代の生き残りみたいな事を言っている場合ではありません。その言葉は滅び行く絶滅到達種の最後の”あがき” なのですから。実際問題として、「喫煙のお客様が・・・禁煙にできないのです」なんてことを言っている飲食店は、軒並み売り上げダウンの中でアップアップしているのが現状です。当たり前の話だ。JTの統計で見ても喫煙者は年々減少している上に、若年の新規中毒患者が増加しないのでは、売り上げは減少して当然です。もう年貢の納め時です。無理をして時流に逆らうのは止めた方がいい。自分がタバコ中毒でいるのは勝手だが、商売にこじつけてはいけません。

 

 

「串カツ田中」は最近の経営方針として、更に強く「タバコ追放」を打ち出しているように見受けられます。ニュース記事によると、「禁煙意識の薄い地域への出店を加速させる」ということですが、この方針は ”タバコ中毒患者” を相手に商売をしている人達には、信じがたい暴挙にしか思えない事でしょう。そんな人達は、屁理屈を言い、強がりで気勢をあげている間に、タバコ薬物中毒社会は確実に人口減少を来(きた)していたことに気が付かずにいたのだ。いや、気が付いてはいたのだが、”目を背けて逃げ回っていた” というのが現実だったのだ。「何とかしなければ・・、何とかしなければ・・」と思いつつも、商売の業態変化をする勇気が無くて、結局は取り残されて衰退の道をたどる、そんな状態に陥ってしまったのだ。

 

 

「串カツ田中」の経営者は高度な経営学を学び、最先端のIT技術を身につけ、理論武装して登場した訳ではない、当たり前の話だ。「串カツ屋」に屁理屈はいらない。お客様に喜んでもらいたい。そうすれば自ずとお客様は増える。お客様が増えれば利益も増える、利益がふえれば従業員にも還元できる、この繰り返しで少しずつ拡大再生産を続けてきたのだ。

 

 

「串カツ田中」の経営理念は分かりやすい。「なぜ禁煙意識の低い地域に出店するのか」の疑問にはストレートに「未来があるからです」と返ってくるはずだ。「禁煙宣言」出発時は賭けだったのだ。「おっかなびっくり」でぶち上げたものの、もし駄目なら直ぐに看板を下ろす事もできるように、1店だけから始め、売り上げの増減を注意深く確認しながら推移を見守る。そして、「売り上げ増」を確かめてから2店目も禁煙とする。このようにして、少しずつ禁煙店を増やして、振り返ってみれば、「串カツ田中」は禁煙の店になっていたという事だ。「禁煙店には未来がある」の返事には、力強い裏付けの実績があったのだ。又、「禁煙店には未来がある」の裏返しとして、「タバコOKの店には衰退しかない」ことも実績の中から学んでいたのだ。このようにして、「串カツ田中」は地道な商売の中から、「禁煙意識の低い地域こそ、宝の山」という発想が生まれ、ビジネスチャンスを広げる経営判断に繋(つな)がっていったのだ。

 

”「串カツ田中」は禁煙の店 ” 、このキャッチフレーズは「串カツ田中」が発信した訳ではない。いつの間にか日本中に広まった自然発生の親愛なる呼び名だ。日本中に禁煙の飲食店は数多くあるが、大手チェーン店が丸ごと「禁煙店」という輝かしい栄誉を勝ち取った店は「串カツ田中」がトップと言える。この価値あるブランドは、将来への発展をも約束してくれる、力強いイメージを伴って店を支えてくれている。

実は、タバコ蔓延地域の人々も、禁煙店の出現を待ち望んでいる事を「串カツ田中」の人達は知っていた。今の「串カツ田中」はそのような環境の中で育ってきた実績を持っているからだ。

 

 

「串カツ田中」は健全経営の中で、お客様も幸せです。従業員も幸せです。客の立場から見ても、そう見えます。

ご意見を頂けませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です